弁護士の滝です。
先月、子どもの権利委員会の関係で、他県の子供シェルターの見学に行ってきました。
現在、私は、群馬弁護士会の子どもの権利委員会の委員長をしていることから、弁護士・弁護士会の公益活動の一環として行ってきました。
子供シェルターとは、両親や家族からの児童虐待などで、被害を受けている子供たちを、家庭から一時的に避難し受け入れる児童福祉施設のことをいいます。
当日は、施設見学に加えて、子供シェルターを運営するNPO法人の設置手続や子供の保護手続きについての話を、子供シェルターに詳しい弁護士や施設の方から伺いました。
現在、群馬県には、児童虐待された子どものための子供シェルターが無いことから、他県の取り組みを参考にして、今後、関係者とともに、子供シェルターの設置に向けて動き出すことになると思われます。
近時も、痛ましい児童虐待事件が起きており、悲しみと怒りを覚えます。
この世界の未来を担う子供たちが、児童虐待する家族から保護されて、安心して健やかに成長できる環境を整えるために、私も、多少なりとも、力になれればと思いました。