弁護士の山田です。
先日の11月20日に東京の大手町サンケイプラザで行われた紛争処理委員実務研修に参加してきました。
1コマ目は、国土交通省住宅局担当官を講師とする住宅品質確保促進法及び住宅瑕疵担保履行法の概要についての講義でした。
2コマ目は、一級建築士を講師として住宅の基礎・地盤等に関する基礎知識が取り上げられました。
スウェーデン式サウディング試験等の地盤調査方法など、普通の弁護士にはあまりなじみがないものなど興味深いものでした。
3コマ目は、弁護士を講師とする講義では、住宅の基礎・地盤等関する裁判例、紛争処理・専門家相談事例などが紹介されました。
4コマ目は、2名の弁護士講師により、新築住宅やマンションの売買契約から発生する住宅紛争について、来年の4月1日から施行される改正民法ではどのようになるのかといった点について講義がなされました。
改正民法の復習としても有益な内容でした。
研修は、13時00分から16時40分と長丁場で、吸収すべきことが多く大変でしたが、業務上参考になる点があり、参加して良かったと思いました。